初対面で、志にお金を出してくださった人
2006年の12月2日、NPO法人キープラネット(私が1998年に立ち上げた起業家ネットワーク)のX’mas望年会の閉会の挨拶で、私は、それまで誰にも言っていなかったサロンの構想を初めて語りました。
キープラネットに人生のすべてをかけていた私は、100人近くの前で、もうこれからは、キープラのためではなくて、自分のやりたいことをやりたいとブッたのです。
その日、会員さんに連れられて初めてキープラネットのパーティーに参加してくださった方が、私の話を聴いて、帰り際に「頑張ってください」と封筒を手渡してお帰りになりました。見ると、3万円も入っていました。
一度もお話をしたことがない方でしたし、出来るかどうかもわからない私の夢に、その方は見える形でエールを送ってくださったのです。すごく驚きましたし、感動しました。
あの時から3年。
昨日、初めて、その方の事務所にお訪ねして、3年前のお礼と、なみへいのご報告をしてきました。
2008年7月にオープンしたなみへいは、スタートから、お客様にお料理もサービス内容も課金制もすべてダメ出しを出され、オープン4ヶ月位は、改善と試行錯誤を繰り返していました。そのために、ホームページを作ることも出来ませんでした。
本格的に営業出来るようになったは去年の1月からだったので、飲食業を覚えながら、とにかく潰れないようにするのに必死で、心の中ではずっと気にしながら、その方にはオープンの連絡も出来ないままにいたのでした。
ようやく昨日、長いこと気にかけていたその方に、ご報告を兼ねて、新年のご挨拶に行ってくることができました。
やっと肩の荷が下りた感じがしています。
まだ2度しかお目にかかったことはないので、どんなお仕事をされている方なのか、よくわかりません。おつきあいが始まるとすれば、きっと、これからなのでしょう。
いただいた不思議なご縁を大切にしていきたいと思います。
| 固定リンク