11月8日から3週間、三重の特産をやることになり、コーディネートを、(株)キャリアプレイス伊藤登代子社長にお願いすることになりました。
伊藤社長、すごくおもしろい企画を考えたのです。
その名も、
「お江戸デビューコンテスト」
これは、名前の通り、三重の特産を江戸でデビューするために、コンテストしますよ、無名な食材も、このチャンスを活かして応募しませんかという企画です。
三重と言えば、松阪牛や伊勢えびという高級食材しか浮かばない貧相な私のイメージ力を、一体どのくらい裏切ってくれるのだろうと、ワクワクしながら審査会に出かけて行ったのでした。
楽しかったよ。そして、地方の小さないいもの作りをしている人たちに会えて、とても嬉しかった。
最終日まで残った食材。(写真の順番通り)
1.松坂赤菜という伝統野菜(おにぎり、おひたし、サラダ)
2.伊勢うどん
3.三重県産小麦使用のパスタ
4.真鯛燻製(フランスパンのピザ)と真鯛昆布じめ
5.糸わかめ
6.熊野地鶏
この中から2品を選ぶことになっていたのだけれど、どれも甲乙つけがたく、結局3品を
選ぶことになりました。
選んだ食材は、1.熊野地鶏 2.伊勢うどん 3.糸わかめ。
熊野は、世界遺産熊野古道として、聖地を結ぶ祈りの道を訪れる人も多いという。
事前に候補リストを頂いた時点で、料理長が珍しいということで熊野の地鶏をあげていたから、しっかり試食してプレゼンをききました。何より、食べておいしかった!
伊勢うどんは、私は初めて聞く名前だったので、これって私だけが知らないのかしらと、一瞬、不安になったけれど、伊勢うどんのあのふわふわして食感が楽しくて、また、伊勢うどんという名前は、特産としては非常にわかりやすい〆の1品として、これいいじゃん!と思った。
もう一つは、糸わかめ。一見何の特色もない、普通のわかめのように見えたのに、プレゼンを聞いていたら、三重県ではこの糸わかめを作れる人は木下家だけとなったという説明を聞いて、一気に興味をもった。
聞けば聞くほど、昔ながらの作り方で、木下家しかできなくなった訳もよーくわかるような、面倒な工程を守っているのだね。
「湯通し、塩蔵しないわかめで、今や、木下家しかできないんですって!」 なんて、こんなにいいストーリーはないじゃないの? どうしてそういうことを、このパッケージに書かないかしらねーとコメントした。値段をきいてさらにびっくり! 私なら、その値段の倍の価格をつけるし、それでも売れるんじゃないの?と想った。
湯通ししていないのだから、煮込んでもずっとくずれないんだって。
以前、捨てるわかめだと言って、岩手の人がもってきてくださったわかめを、わかめしゃぶしゃぶにしたとき、色がさぁーっと、緑色に変化して、それだけでも東京の人たちはびっくりしたし、新鮮な感じでイケテルと思った。捨てるわかめがあったら、是非活用してほしいなんて話もした。
その後、こちらの社長さんが海・川の名人に選ばれて、高校生に取材された記事が掲載されました。
そして、残念だったのは、真鯛と伝統野菜の赤菜。
これもおもしろいエピソードがあって、なんとか都市の人たちに紹介したいと思ったけれど、そんなにたくさんは仕入れられないので、本当にごめんなさい! と泣く泣く、受賞からはずさせてもらったのでした。
なみへい始まって2年。
初めて現地での特産品コンテストというおもしろいイベントとして三重特産の準備が始まるのであった。(笑)
【出品食材上記箇条書き順】