故郷のものは食べる前からおいしい
「懐かしいはおいしい」といつも思う。
だから、食材についての評価を聞かれても、正直なところ、とても困る。
この食材をおいしいと思うかと聞かれた時、誰にとっておいしいか?ということもあるし、
おいしくない食材をおいしい料理にするためのレシピでよいのか? 売りたいのか? それともPRだけでよいのか?というのも聞かなければならない。
PRの先には販売がつきものだと思ったけれど、PRはPRだけで販売は考えていないということもあって、相手が何を知りたがっているのかをまず知ることがとても大切だと思う。
最初のころは、頼まれもしないのに、もっとこうすれば飲食店には使いやすいとか、いろいろ店の立場で意見を伝えていたけれど、今は頼まれない限りは余計なことは言わないようにしている。
だって、相手が飲食店に卸したいと思っていないこともあるし、高く売りたい、少ししかない、PRしたいというものを、なみへいにもってきていいのか?と思うこともあるし、いずれにしても、こちらの勝手な思いこみで、簡単に素人の感想だけを簡単に言ってはいけないと思ったりするのだ。
出来上がってしまっているデザインや容量のことを言っても、いまさら言われても直せない・・・と言われたこともあるしね。
ただ、本当に、
半分の量でいいのに、1袋の量が多すぎて買えないということはよくあって、販売のチャンスを失くしていることがあるので、こういう首都圏のお客様のありのままの意見はお伝えしなくちゃとは思っているけれど。
ということで、
このたびの、舞鶴のとっちゃん岸壁トマトは、地元のあぐりブランドに認定されてPR中の甘いトマトということだけれど、私個人的には、甘いか?と言われたら、あんまり甘いとは思えない。けれど、うまいか?ときかれたら、昔の味がして、ジューシーでうまいと思う。でも、出身者の人は、ほとんどの人が「甘い」という。不思議でしょ?
甘いのか、上手いのか? と、こちらが考えるより、売りたい側は、どんなふうにして売りたいのかな~、誰に売りたいのかな~、そんなことを、岸壁トマトを試食しながら改めて思ったのでした。
写真は、とっちゃん岸壁トマトと生ハムサラダ
舞鶴料理予約のとれる日はあと4日だけとなりました。
予約可能な日
3/25(月) 3/26(火) 3/27(水) 3/29(木)
お電話ください。なみへいTEL.03-6666-5963
http://www.namihei5963.com/index.shtml
| 固定リンク
「今日のあれこれ」カテゴリの記事
- 頸椎(けいつい)症でダウン。完治しました!(2025.04.08)
- 【言霊(ことだま)のこと】(2023.12.11)
- 【己書(おのれしょ)】(2023.11.30)
- 【リヤカーの想い出】(2023.11.27)
- 【愛知県日間賀島(ひまかじま) 島灯りの宿とく川さん】(2023.11.20)