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2015年5月23日 (土)

林檎の国の人と、蜜柑の国の人の違い?

今日、みかん胡椒作りのことで、尊敬している講師先生と電話で大セッション(?)をしました。

彼は、九州生まれの九州育ちで、一生懸命、国産柑橘の普及に尽力しています。
土壌を知り、生産者とちゃんと向かい合い、本当にすごい人です。私は、彼のそのまじめな姿勢を尊敬して、同志としてここ数年、おつきあいをさせて頂いています。
そして、私はと言えば、生まれは青森県津軽の林檎の国の人なので、林檎の国の人と、蜜柑の国の人がこんなに感覚が違うものかと、話をしながら、かなり驚き、納得できないことも含めて、生まれた地域の違いは必ずあるということを再確認したのでした。
勿論、自分が日本全国の食材をPRするという仕事をしているのに、柑橘を知らないということでは、勉強不足であることは大前提です。が、林檎と蜜柑は大違いなんです。
私たち林檎の国の人間は、どんなに冷蔵技術が進んでも3月以降の林檎は食べません。
つまり、林檎の旬は秋から寒い冬こそ旬なのであって、夏にも林檎が食べられるとしても、誰も買ってまでは食べません。おいしくないもの。
そんなことがあるものだから、蜜柑が通年でおいしいという常識? が信じられず、同級生4~5人に、「みかんの旬はいつだと思う? みかんが通年おいしいって知ってた? 真夏のみかんはおいしいと思う? 」と聞いてみました。
すると、青森の同級生は全員、みかんは正月にこたつで食べるものだから、冬だと答えました。夏のみかんは、業務用冷蔵庫にしまっておいた季節外れのみかんでないか?と。夏の蜜柑は冷凍蜜柑じゃない? ということも言いました。
つまり、林檎の国の人たちは、自分たちの常識と同じ感覚を、蜜柑にも思っていました。
今回の5月末のイベントは、私的には、ぎりぎりの日程調整だったかなと思っていたのですが、リスケジュールの話が出て、講師先生は、まったく違うことを言いました。
「6月には青い蜜柑がでてくるし、夏は〇〇〇というのが出てくる。蜜柑は年中あるんだよ。夏こそ、みかん胡椒を作るにはもってこいの時期なんだ。」と。
しかしながら、蜜柑は夏が旬だと思えない私には、どうしても、リスケジュールの結果、真夏にしようという蜜柑企画は、季節はずれとしか思えず、自信をもって集客・PR出来る確信がとれないのです。これは、勿論、経験不足と認識不足ということなのだと思いますが。
それと、柚子胡椒と蜜柑胡椒は、私にはまったく別物なのですが、柚子胡椒はみかん胡椒の総称だと言われても、(もしかして、みかん胡椒は柚子胡椒の総称だと言われたかも?)どっちにしても、柚子胡椒は柚子胡椒だし、蜜柑胡椒は蜜柑胡椒だし、レモンはレモンとしか呼ばないというのか、一般人の知識ではないかと思うのです。
だから、蜜柑胡椒作りに柚子胡椒が出てくる理由がまったく理解できず、説明を聞いて大した大きな理由でないとわかっても、意味がよく理解できないのです。

ここにも、生まれというのがあって、
東北には、柚子胡椒という胡椒は存在していなかったですからね。胡椒と言われれば、野菜炒めに入れるパウダーの胡椒をまず思い浮かべます。故郷でいうところの、南蛮 というのでしょう。でも、南蛮を冷凍にする話は聞いたことがないので、生胡椒と乾燥胡椒の違いを言われても、やっぱりピンと来ない。
生胡椒が貴重で、その冷凍が手に入ったからと言われても、試作で作るものと、本番で作る胡椒が違っていたのでは、だめでしょう、それに冷凍でしょう?と、思ってしまうのです。
もちろん、理由があって、
なみへいは毎月試作をしますが、現地の食材で試作をしなけれぱ、本番であまりに違うことが多く、試作は、本物を使ってやるというのがなみへいでは常識なので、そんなこともあって、試作と本番で使う胡椒が違ってもいいというのが、驚きの一つなのでした。
でも、講師にしてみれば、生の方がいいに決まっているのだから、お客様は喜ぶし、その日に説明すればいい訳であって、予め変更を言う必要はない、何の問題もないというのですね。
講師と私、どっちが面倒臭い(真面目すぎる)人間かは、お互い様! と言いたいところですが、来てもらいさえすれば、僕が必ずお客様を満足させるんだから大丈夫だよという彼だからこそ講師に依頼した訳です。
が、来てから満足する前に、来てもらう集客の段階で、この企画が、いかに蜜柑の生産から流通までを知り尽くしている講師であるかという具体的なことを示し、変更があるのだとすれば、予め※で入れておかないといけないのではないかと、そんなふうに思うのですね。来てからではない、来る前だ・・・みたいなそんなこんなで、お互いの言い分はわかるけれども、それは違うでしょ、と、行ったり来たりのセッションなのでした。知識なさすぎ、勉強不足と言われればそれまでです。
でも、
生まれ育った地域の価値観はそれぞれ違っていて、現地では当たり前でも、すべての人の常識ではありません。常識も価値も地域によってものすごーく違います。
青森に蜜柑を売ろうとするときに必要なことと、九州に林檎を売ろうとしたときの、お互いの違いをまずは理解することから始めないと、モノは売れないかもしれません。
本当に、夏のみかんは旬と言えるのかね? そう思っている人は、北の人間では多いと思う。と、まだ、疑問を感じている私です。
少なくとも、私の故郷、青森県人にしてみると、夏は林檎を食べない・・・・と、同じように、冬が旬の蜜柑の国の人は、夏は蜜柑を食べないだろうと勝手に思っている訳ですよ。
蜜柑の国の人は、きっと、そんなことを知らないでしょうね。
だとしたら、北国に、夏の蜜柑を売り出せばいいことになりますわねー。
夏は、青森も林檎は売れない訳だから、夏の蜜柑こそ、ビジネスチャンスです!
5月30日(土) 国産柑橘で「蜜柑胡椒を作ろう!」

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