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2016年3月23日 (水)

店内の物販販売について思うこと

なみへいでは、市町村単位で1ヶ月集中してPRするというコンセプトのもとで、物販も合わせて、その特集地域の産品だけを店内で販売しています。

数年前、ある担当者が「県のアンテナショップはあるけれど、うちの市だけのものをおいてくれるところはないので、特集をする1ヶ月だけでいいので、うちの市だけの物販を置いてもらえないだろうか。」というご相談をうけて始めたことでした。

何事も実験ですから、15%の手数料を頂いて、委託販売でお預かりするスタイルを4年位やってみていろいろな発見をしました。

続きは写真の後で。(写真と文面は関係がありません。)

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1ヵ月だけの委託販売であり、しかも、夜だけの営業ですから、残念ながら、お食事にきたおじさんや女史たちが、いい気分で重たいものは買って帰りません。

また、返品するときの送料はなみへい負担にしたので (頑張って売ろう!とばかりに、あえてハードルをあげて、自分にプレッシャーをかけてやってきたのでした。

結局、残数が2個3個の場合は、戻すのも気の毒なので、買い取ります。

でも、1個も売れない商品は、申し訳ないけれど、全部お返しすることになります。

先方さんにとっては、全部戻ってくることはもちろんのこと、賞味期限も近くなって戻ってきてはがっかりするだけなので、どうしたものかな~と、何度も悩みました。

売れなくてもいいから、PRの場がほしいと言ってくだされば、もちろん、なみへいの目的と合致しているので大丈夫なのですが、そんなところばかりではありません。

そりゃ、そうですよね。売れてナンボですからね。

間に入る自治体の職員さんと、地元の業者の間では温度差もあります。

担当者はガッツがあってPRしましょう!と呼びかけても、業者さんがそう思わなければ、結果を求められますからね。

よかれと思うことも、見方を変えればいろいろですし、果たしてうちがこんな形で一生懸命やることが、地元にとっていいことなのか、迷惑なことなのか、と思い悩むのです。

それぞれ地元の事業者さんから商品を送ってもらい、終了後はそれぞれに返品伝票を作成して返品し、請求書を送ってもらい、それぞれに振込んでいましたが、送料も振手もすべてこちらが負担で、こういう細かいことをし続けても、期待させるほど売れなかったり、感謝どころか、もし、手数がかかるばかりで今度は出したくないと思われるようであれば、これは正しいことではないな~と思うのですね。

なかなか請求書を送ってくれないところもあって、いつまでも数字の報告ができないということもよく発生していました。

それと、もう一つ学んだことは、振り込んでも、なみへいという店の名前と、会社の名前が違うので、振り込みがないというご連絡を頂くこともありました。(店名と社名のブランド認知の不一致)

もし、これからも続ける意味があるのだとすれば、もっとシンプルにしないとだめだな~と、窓口を一つにすることで、もっとシンプルになりますから、そのような方法でも大丈夫ということであれば、ご希望を伺って物販を続けてみる予定です。

物販については、いろいろなことにチャレンジしてみましたが、本当に商品を売るということは難しいことだな~と、つくづく思います。

何事もそうですよね。何かを売るということは、本当に簡単ではありません。

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