ふき味噌ピザのマーケティングを考える(1)
我が故郷、青森の山からふきのとうを送ってもらって、この時期限定の「なみへい特撰・ふき味噌」を作りました。
さっそく帰京後、再度ふきのとうを5kg頼んで、またもや、ふき味噌を作りました。
6月は飯豊町の特集ですから、飯豊のふき味噌を使ったお料理を出しています。
(鰆のふき味噌焼きとかね。)
ふき味噌は、あまりに評判がいいので、ふき味噌だけ、お店売りもしました。
で、さらにこのふき味噌を使って、例年好評の「ふき味噌ピザ」を、今年はネット販売に挑戦してみようと思いました。でも、ふき味噌の量は限りがあるので、数量限定が条件です。
さて、ここからが大変です。
賄(まかない)の時、うちの男たち3人にふき味噌ピザをネットで販売したいと話したところ、全員から意外な返事が。(ちなみに、全員妻帯者)
【返事その1】
「ピザは1人で食べるもんじゃないから、俺なら頼まない。」
いきなり、え゛っっっっ! てなもんです。
考えたことがなかった。ピザは1人で食べるものでなかったのか。。。。。^^;
ひとり者の私は、たまーに、自宅でピザを頼むことがあるけれど、ただ量が多すぎて(と言いつつ、食べてしまうのでどうしても罪悪感ある)、それに、ピザだけで2300円とかするのはなんだかなーと思うので、1人用でもうちょっと安かったり、小さかったりしたら、頼みたいと思っていたので、珍しいふき味噌ピザ1枚1000円なら、もってこいじゃない!と自信満々だったので、かなりビックリ!
【返事その2】
「仮に頼んだとしても、うちのこのクリスピー(薄い生地)1枚だと足りないし、どうせピザ頼むなら、もっと違う種類も食べたい。。。となると、わざわざふき味噌ピザ1枚だけ頼む気にはなれないから、結局は、種類のある他のところに頼む。」
ん~。と思った。なるほどね。
では、うちも、ふき味噌ピザ以外にも違うピザ作ろうか? サラダをつけようか、それとも、珍しい地域食材のおかずを1品つけようか、と考えた。
が、すぐに気づいた。それは違う。他と競争したいのではないのだ、と。
どこにもない、うちのふき味噌ピザを、「このピザ大~好き!」と、毎年楽しみにしてくれそうな人に当てたいのだ。だって、どこにも売ってないんだもん。売っていたとしても、うちのふき味噌はどこにも負けない、数量限定、期間限定の冷凍ピザだから、1人者であろうが、家族であろうが、まとめて3枚4枚冷凍しておけばいいじゃない?
好きな人には絶対に勧めたいピザとして、うちがお客様を選ぶ位の自負があってもいいかもしれないし・・・・・と思ってしまった。これは、ありきたりのマーケティングの否定でしょうか。 それはそれていいんじゃない?
私なら、どうしても好きなら一度にまとめて2枚、3枚頼むだろうと思った。
そんな人がターゲットなんだ。
ましてや、今回は、50枚位しかふき味噌がないので、お店でふき味噌を食べて、これおいしい!という人に、情報が届けば話は絶対的に早いはずだと思った。
相手が1人者であろうが、家族もちであろうが、あまり関係ないと思う。
最初は、常識通り、新商品の販売に関しては、ターゲットが重要だ!と思っていたけれど、この商品に限っては、1人者というターゲットを設定しても、既にこのおいしさを知っている人には、ひとり者でなくても広がるという自信があった。(というか、自信をもつことにした。)
一度も食べたことのないものを商品化するときには、ターゲットは必要だが、数量限定であって、そして、間違いなくファンがいることがわかれば、ターゲットは限定しなくてもいいでしょう。勝手な自信ですけれど。
珍しいもの好きが、「ふき味噌ピザ」とキーワードを入れるはずもなく、この位の数量なら、まずは、固定ファンを作った方がいいでしょう。
次に続きます。
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