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2017年7月 5日 (水)

50代の起業・60代の起業

定年退職後に起業する人と、家族を抱えて、しっかり利益を出していかなけれぱならない30代、40代の起業では、目標や見せ方がまったく違います。

50代、60代以降の起業では、自分の得意なことを通して、人に喜んでもらえたり、社会に役立てることを実感できればいいという自己実現型の人が多く、一方、扶養義務や、生活経済を肩に背負っている人は、しっかり利益を追求しなければならないため、最初からプロ意識をもった人が多いのが特徴です。

どちらにも言えることは、個人の経験や想い、キャパや課題などを抱えながら、そのこと自体を解決することを楽しんだり、自分自身で決定できるということが起業の醍醐味と理解している人が多いということでしょうか。

私は、双方の意識の違いを理解しながら(40~50歳まで起業家ネットワークNPO法人のキープラネットを10年間運営していた)、50~60歳の現在までなみへいという飲食店を10年近くやってきましたが、飲食業は、料理の出し方や内容、仕入先や価格、そして食器のこだわり等々、コンセプトを自己表現できるツールがとても多く、その分だけ大変でもあるけれど、面白さにもつながっているんだろうなーと思うのです。


自己実現が目標だから、そんなに儲からなくてもいいという言葉を何度も何度も聞いてきましたが、自己実現だからこそ、継続が必要であり、そのために欠かせないのは、プロ意識だと思います。
どれだけ、儲けたいと思ったって、そんなに簡単に儲かったりはしない訳ですから、そんなに儲からなくてもいいという人にこそ、しっかりプロ意識を持って、小さく始めて継続する夢を現実にしてほしいなと、この頃すごく思います。
60代を迎えた今、人生の最終に向けて自分自身が幸福であるための起業のスタイルを、私の経験で、少しでもお役に立てるのであればと、最近思うようになってきました。



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