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2017年9月 7日 (木)

幸せな気持ちになる働き方を考えてみた

そもそも、なみへいを始めたきっかけは、故郷の津軽の農業のお母さんたちが、息子に跡を継がせられないほど地域が衰退してしまっているという話をきいたのが始まりでした。
大好きな故郷がそんなことになっていたとは知らず、「これは大変だ!」と思いました。
しかし、そのときは、自分で立ち上げたNPO活動の真っ最中だったので、単発のイベントを2年続けてやってみました。
レストランを一晩借り切って、弘前のお母さんたちに上京してもらい、青森のテレビ局も取材に入り、郷土料理を食べる会にしました。やりがいはありましたが、スポンサーもなく、自力でやるにはあまりにも大変で、これは中途半端な気持ちではできないと、一旦は胸のポケットにその想いをしまいました。

それから、5年後に「東京から故郷おこし」をコンセプトになみへいを始めたのです。
オープンキッチンにしたのも、地元からお母さんたちがきて、郷土料理食事会として懐かしい人や、珍しい人たちに、地元のものを食べさせて幸せになってほしいというあのときの想いを形にしました。

この10年目でお客様を見て思うことは、益々、故郷を応援したいと思っている人が増えているなーということです。移住した人も含めて。

話はちょっとそれますが、
6月、7月と「復興バー」という団体に土日なみへいの店舗を貸しました。
日替わりで、リーダー(マスターと言います)が厨房に入り、仲間たちに手伝ってもらって、被災地から食材を調達して売り上げを現地に落とすという活動で、今年で6回目だということでした。

現地から参加される方もいますし、在京出身者の方もいらっしゃいました。
現地にボランティアに行って、気持ちが繋がった方がマスターになる方も多く、この「復興バー」の発起人はじめ、関わっているネットワークの人たちの本気度や繋がりに、すごい人たちだと驚きました。心から感心してしまいました。

また、なみへいは7月、大槌町と軽井沢を特集しましたが、実は、この特集の担当は、自治体ではなく、震災後に大槌町に仕事として入ったお2人が戻ってこられて、1年をかけて計画されたのでした。
1ヵ月の客数の目標を掲げ、食材やお酒の業者さんに話をつけ、知り合い大勢に告知PRをして、FMにも収録してもらい、貸切のイベントを開催し、お2人は、この月間に4回も5回も、お客様を連れて来てくださいました。そして、目標の客数を超えました。ほぼ自腹とわずかばかりの寄付での活動でした。
こういう人たちを見ていると、大槌を応援するというより、このお2人の気持ちに絶対に応えたいと思いました。

先月「知は力なり、無知もまた力なり」の講演会を開きましたが、話す内容をまとめる中で、これまで支えてくださったお客様への感謝と、人生最後の事業をどうやって創っていこうか考えました。

自分が60歳になったこと、これからまだ10年は人生が続くであろうこと、段々、気力と体力が合わなくなってきたこと、これからはどんな働き方をしたいのか? 私はどうすれば幸せな気持ちで仕事を楽しめるか? と思いました。
飲食店として経営が回らなければ地域活性化そのものができないために、経営に注力して苦労していることが、本当に地域活性化のために役に立つ嬉しい苦労なのか? 
私はどうしたい? そんなことをあれこれずっと考えていました。
ちょうど、その時期に、復興バーがあり、大槌特集があり、移住した人たちの情報も入ってくるし、以前、自分たちはどうすれば故郷の役に立つことができるだろうかということを話しあうためになみへいで食事会をした人たちのことも思い出しました。
こんな人たちの想いをしっかり受け止めて、仕事に繋げることはできないだろうか。
生活費を稼がないといけない年代の人もいるけれど、そうでない人もいる。
給料はもらっているけれど、もう一つの活動として、故郷や第二の故郷のために、時間と想いを使いたいという人が首都圏にはたくさんいる。
移住した人は、なんとか、移住先のために首都圏の力を借りたいと思っていたりするし、何より一番もったいないと思うのは、定年退職した人たちのあの余っているパワーなのです。
UターンもIターンもしないけれど、少しでも故郷を近くに感じていたい。
親も死んでしまったから、なかなか帰省することはないけれど、故郷の岩木山に何か
頼まれたら、やるぞ~! っていうのってありますよね?
でも、幾らお金が目的でないと言っても、何かをするためには、電話をしたり、行ったり来たりで通信費はかかるし、せめて経費位は出ないとなかなか手が出せません。
何より、1人でできることって、本当に限られているのです。
だったら、1人でできないことを2人で、2人でできないことは3人で、小さな力をまとめれば、出来るんじゃない? そこのしくみを作って、こちら側の新企画も提案しましょうよ!
と、思ったのです。
人脈もある、経験もある、何より意欲がある、地域への愛もある、そんな人たちがもし、1741人(市町村の数)いれば、おもしろいわー。不動産をただで貸してくれる人がいたらもっとバンバンザイだし。
私自身は貧しいけれど、世の中には一杯持ち物をもっている人がいるので、規模を決めつけないで、み~んなから情報もらって、地域と首都圏をつなぐ「働くセンター機能」ができるかもしれないと思いました。
ひょっとして、これなら私出来るかもしれないと思いました。こんな仕事なら私やりたいです!
東京と行ったり来たりしている地域のキーマンもたくさん知っています。
彼らが、首都圏の私たちに何を求めているか? 販路だけでない何かを提供できればすごく助かるはずです。
なみへいは、自治体とのお付き合いが100カ所以上あります。
(まだちょっと足りないですね^^;)
自治体だけでなく、企業さんでも団体でも地銀でも信金でも、その地域が独自で抱えている具体的な課題をきけて、首都圏で解決するプロジェクトを作れると、きっと役に立つに違いありません。
これも、一つの「幸せな気持ちになる働き方」です。
私でないと出来ないこと、私だからできること、心からやってみたい!と思える仕事を
もう少し時間をかけて創り出していきたいと思います。
まだまだ甘いところだらけですよね。承知の上で、アドバイス、情報提供、思うことがある方は是非ご連絡ください。
なみへい TEL.03-6666-5963
メルアド wave★namihei5963.com
     (★を@に変更してください)

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