« 福島県飯館村 郷土料理 編 | トップページ | 売って応援する東京ふるさと会「出身者の力」(仮) 構想 »

2019年8月 7日 (水)

自然栽培玄米と塩だけで作ったポンせんべいのこと

我が故郷、青森県平川市に、玄米と塩だけで作ったポンせんべいを作っている人がいます。
小野敬子さんといいますが、知り合ったのはもう20年近く前になるでしょうか。
2004年には、起業体験をお話するために上京して頂いたこともありました。
その頃彼女はHPももっていなかったので、何度も何度も何度も(本当にうるさいほど)ネットを使って販売した方がよいとアドバイスをしたことを思い出します。(何しろ、その当時は起業を応援するNPO法人を率いていましたから)
そのうちにようやくHPは出来ました。でも、そのHPには注文はネットではなくてfaxでと書いてあって、あれじゃだめでしょ!と、会うたびにいうものだから、しまいにはうるさがられるばかりで迷惑だろうなーと思って私が諦めたのを思い出します。

今年、久しぶりにLINEでつながって、HPを見に行ったら、今度はもうHPさえなくなっていました。(笑)(^-^;
でも、空港とか、スーパーとか、お寺とか、いろいろなところでこの商品をみていたので、アナログで頑張っているんだなーとずっと続いていることに感心しながら時々は買って帰っていました。

Img_2850Img_2849

地方には、こんなふうに、まじめにコツコツと手間暇かけて安心安全なおいしいものを作っている人たちがたくさんいます。
金賞受賞した手焼き煎餅を作っている人もいますが、やっぱりHPはもっていない人が多いのですよね。
本当にもったいないことだと思います。だから、地方にはこういう意味でも、起業複業のチャンスは多いと思います。

そこで、私は今年、こんな個人や家族経営で作っている人たちの良品を、首都圏で販売するお手伝いをしようと思っています。
勿論、これだけでは、労多くして功少なし・・・ですので、ここからスタートして実績を積み、故郷を想う出身者たちの力を借りながら、多くの人が幸せを感じることができるようなことで頑張ってみようと思います。

この10年は、地方から食材を首都圏に入れてきました。
次の10年は、今度は首都圏から地方に人を送り込む、そんな善循環を実現出来れば、苦労も悪くはないかもしれません。

UJIターンを希望している人が、現地で起業複業につながるような「しくみ」を首都圏で作れると、善循環が可能になりますかねー。



☆★☆───────────────────────☆★☆
   なみへい合同会社 代表社員 川野 真理子
  東京から故郷おこし なみへい TEL.03-6666-5963 
FAX.03-6666-5964  http://www.namihei5963.com/
 facebook https://www.facebook.com/NAMIHEI5963
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町4-2-6 神田GMビル1F
★☆★───────────────────────★☆★

 

|

« 福島県飯館村 郷土料理 編 | トップページ | 売って応援する東京ふるさと会「出身者の力」(仮) 構想 »

地域食材・珍しい食材」カテゴリの記事