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2019年10月22日 (火)

アルゼンチン産ワイン「MISSION of TSUNEO YONE」

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かがり火復刊10周年のパーティーで振舞われたアルゼンチン産ワイン「MISSION of TSUNEO YONE」。

山形県南陽市から、1957年(昭和32年)にワイナリー経営を夢見て、南米に移住した米常夫さん一家。(ラベルはその当時の写真だそうです)
親戚中の反対を押し切って、夢を実現するために奥さんを連れて渡ったが、米さんは夢を果たすことなく亡くなった。
長男の邦久さんがその夢を実現させようと頑張ってきたが、ブドウ栽培はできたものの、巨額の投資を必要とする醸造設備をもつまではできなかったという。

2008年にサラダコスモの中田社長がその米農園を訪ね、その苦難の道を聞いたことから、支援が始まったという。
10年以上かけて、ようやく出来たワインがこの「MISSION of TSUNEO YONE」。

かがり火186号10P-11Pに、「アンデス山麓でワイン用フドウを栽培する米邦久さんと、応援する中津川市サラダコスモの中田智洋さん」というタイトルで、記事が掲載されています。(かがり火は「箕と環」(みのとわ)に置いてあります。いつでも見に来てください)

味については記事の中でこんなふうに紹介されています。
「邦久さんが栽培しているワイン用のブドウはシラーという甘みのある品種である。フランス南東部のローヌ地方が原産とされるもので、深い赤紫色をしており、ピノ・ノワールのようにデリケートで華やかな香りをもちながらエネルギッシュで野性的と言われるブドウである。カベルネ・ソーヴィニヨンよりも収穫量が多く、より幅広い土壌や気候に対応できるという特徴がある。」

どこかのタイミングでまずは飲んでみたい、と思っていたので、試飲と共にこの日、中田さんのこのワインのお話を直接聞けたことは本当にラッキーでした。素直に感動しました。かがり火に同封されていたチラシは見ていましたし、その後、ざっくりとかがり火の記事は読んでいましたが、行動を起こすまでに自分の感性が働いていなかったことの残念さと共に、違う意味で、やっぱり“人に会って話す”ことの大事さを思ったりしたのでした。

米さん一家が、60年前から異国で奮闘してきたワインが、ようやく中田さんの力を借りて、山形県に里帰りさせたというお話、目に見えない人の気持ちが続いて繋がっている。
我が人生にはこういうことはないので、本当に驚くというか、中田さんのすごさを思うというか、かがり火の忘年会の日には、私から差し入れで入れさせてもらおうと思っています。

お問い合わせは、サラダコスモちこり村ギフト係  0120-880-433 

1箱6本で9,000円(税込)送料無料

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何度もアルゼンチンに通いながら、米さん一家の夢を果たすために支援し続けたサラダコスモ中田智洋さん。
美濃チコリ焼酎のはっぴを来て、ワインの宣伝をしています。(笑)

 

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