2023年2月14日 (火)

秋田市「農家のパーティー」ネットワークまるごと商談会

 

10日、秋田市の商談会に参加してきました。

バイヤーはそれぞれ自分のブースに着席して、事業者さんが順番にプレゼンに来てくださるマンツーマンスタイルです。
1事業者さんの持ち時間は25分なので、この時間が事業者さんと私とのお見合い時間となります。

興味深い商品はあれもこれも聞きたいので、時間が足りなくて午前中の5事業者さんはあっという間に終わりました。

すべての参加事業者さんのプレゼンを聞くことはできないので、お昼休みは急いでお弁当を食べて、フロアーで出店している事業者さんを回って、全部の出店者さんとお話をしました。

バイヤーさんもスーパー関係であったり、私のようにマルシェや飲食店関係者など、ほしい商品がみんな違うので、予め市の担当者の方が合いそうな事業者さんを選んでくださっていたので、事業者さんとの話もはずみました。

楽しかったなぁー。本当に、充実した時間でした。

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バター餅の小野さんに初めてお会いできました。ごま餅も新しく仕入れたかったので、その場で発注を決めました。

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1人で作っているので数に限りがあるということなのに、すごく美味しいのでデパートにも定期的に入ってるとのこと。
勿論、見積もりをもらって発注、商品が出来るのを待ってマルシェで販売したいと思います。
メールもやっていませんし、こういう人には、やっぱり現地で紹介してもらわないと会えませんね。

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お味噌やさんのおむすびのとも瓶詰シリーズが気になってお味噌の注文と同時に、サンプルを送ってもらうことにしました。
マルシェでの販売ではなくて、酵素玄米おにぎりセットに使いたいと思っています。

 

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ババヘラの若き社長さん。秋田にはババヘラの会社が幾つかあるって初めて知りました。夢はババヘラで世界に!だそうです。

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味噌と酒粕がじっくりと沁み込んだ柔らかなクリームチーズです。添加物を使っていないのがとってもgoodで見積もりをお願いしました。

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ミシュランに掲載された豚肉だったり、規格外の果物や野菜をつかったスープやスムージーを販売している若者がしいたけスープを試飲提供していたりと、特徴のある事業者さんが多く、すべてお伝え出来ないのが残念です。

マルシェやなみへいの後継店「箕と環-みのとわ」の飲食店で販売するだけでなく、イベントでお土産付きでつけてあげたら、きっと喜ばれるだろうなーと思うものが沢山ありました。

時間が足りなくて写真をとっている暇はなかったけれど、無添加の粒つぶマスタードはプチプチが面白だけでなく、ハタハタの卵のずるずるした食感がとても懐かしくて面白いと思いました。きっと、どこかでみなさんにご紹介したいと思います。

冷蔵・冷凍の商品はマルシェで扱うことはできず、飲食店は来客時間は繁忙時間だったり、加工品は原価が高くなるということもあって商品力があるけれど、売りにくいものをどうやって販売しようか、頭をグルグルさせているところです。

 

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2021年10月 3日 (日)

原木舞茸ツアー

2日(土)は、マルシェ出店を休んで、山梨にある人口500人位の丹波山村(たんばやまむら)に行ってきました。
本当に久しぶりの久しぶりの「仲間と行くツアー」でした。山を見て、山の空気を吸って、みんなの楽しそうな姿をみて、そして若い生産者のお話をきいて、そしておいしい舞茸バーベキューを楽しんできました。

お手伝いもせずに、食べてばかりいたので、晩御飯は食べなくてもお腹一杯で、空腹ダイエットできると何も食べずに寝たのですが、今朝起きたらキッチリ1kg増えていました。
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スーパーで売られている舞茸の多くは「菌床栽培舞茸」なのだそうです。
私たちが今回訪ねた丹波山村の舞茸は、原木に舞茸菌を着床させて、熟成した状態で春に畑に埋め込むんですって。
その上に落ち葉をかけて待つというので、落ち葉を拾うのも大事な作業なのだと言っておられました。
鹿のお肉もバーベキューで頂きました。全然臭くないどころか、とっても美味しかったです。写真は撮れなかったのですが、解体作業所に行って一連の作業のお話もききました。
舞茸は、いつもは9月25日あたりから収穫が始まるらしいのですが、今年は9月25日には終わっていたというので、その年の天候によって収穫の時期が違うみたいです。マニュアルがないから、本来持っている農業者の天候センサーは鋭くなるんでしょうねぇ。そんなことを思いました。
毎年、10月の第1土曜日に、丹波山の原木舞茸ツアーに行くことが決まったようです。

また来年行きたいなー。

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2019年12月24日 (火)

秋田県田沢湖に行ってきました。

12月22日と23日の1泊2日で、
大崎マルシェの運営会社の社長とそのボスとケーブルTVの人と4人で、2月14-15日に開催する「お新香の逆襲」というイベントの件で、いぶりがっこの地、田沢湖町に行ってきました。
私は、このイベントだけでなく、今後大崎をフィールドにして地域とどんな関わりをもっていきたいかのプレゼンをすることになり、短い時間でしたがお話をしてきました。
現地の佐藤さんという方が、民宿のオーナーや郵便局長さん、観光商工部長さん、都市農村交流の関係者の方、漬物生産者、乳頭温泉郷の会長さん等々、10人以上の人たちを集めてくださいました。宴会で盛り上がり、今後の繋がりのきっかけを確認して帰ってきました。
(と言っても、新人の私は、これからですが。。。)

ボスたちの盛り上がりチームでは、掘り起こせない大根がたくさんあるというお話から、10月にそれを堀りに行って、有名な温泉に入って、いぶりがっこも作って、行った人たちで大崎マルシェで販売しよう!という企画が出来たそうです。
若い女子たちを連れていきたいと、ボスたちは言っております。(笑)

秋にはきっと又行くことになりそうです。楽しみです!
 

民宿の女将さんが、渋柿を使った柿漬をもってきてくださり、他にも違う方のいぶりがっこや醤油漬け、切り干し大根漬けなど、おいしい漬物をたくさん食べてきました。どっさり食べてきました。
柿漬と切り干し大根漬は、きっと首都圏の人にはウケること間違いなし!
これは是非販売してみたいと思いました。

いぶりがっこと、クリームチーズと田沢湖ビールなんかをセットにして、軽めの「自分にご褒美・田沢湖ちょいギフト」なんて作れそうですよねぇ。
私はいぶりがっこタルタルと、白小豆と丹波の黒豆とうずら豆と、ケイラン(クリスマスバージョンだそうです)という団子を買ってきました。

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さて、この豆はなんの丸かわかりますか?
答えは、白小豆です。珍しいでしょ?

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2019年11月26日 (火)

あなたの故郷作ります! 企画書(未完)

東京には故郷のない人がたくさんいます。

これまでずっと在京出身者を意識してきましたが、ある時「故郷のない人に故郷を作ってあげればいいじゃない!」と言われて、かなり新鮮に驚いたのでした。

その後も、マルシェの先の「これしかない、今しかない」ブランド作りのことや、岩手町に行ったり新庄村に行ったりする中で、これまでやってきたことや出来ること、そして何より、やりたいことは何か? などを考えている中でまとまってきた企画書です。

まだまだ未完ですが、これから、岡山県新庄村に受け入れ地域になってもらい、東京から人を連れていって、その人たちが地元の人と繋がること、また個人でも行きたくなること、何年かのうちには第二の故郷になっていくきっかけを作りたいと思います。
新庄村さん、よろしくお願いいたします。

とりあえず今現在の「あなたの故郷作ります!」企画書です。この中から一つずつ、時間をかけてゆっくりちゃんと実現できていけばいいなと思いますし、私的にはやっぱり「地域と食」をテーマにしていきたいと思っています。

そして大事なことは、現地の“足”になってもらう以外は、極力自治体の予算を使わないやり方で実践していきたいです。
協力して頂ける地域さん、受入れ検討の余地がある方はまずはご連絡ください。

TEL.03-6666-5963  wave★namihei5963.com(★を@に変えて送信してください)
担当は、なみへい合同会社 代表社員川野真理子です。 

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2019年11月24日 (日)

岡山県新庄村に行ってきました!

11月20日(水)、ナント!日帰りで岡山県新庄村に行ってきました。
新庄村は「NPO法人日本で最も美しい村連合」にも加盟している、本当に美しい村です。人口約1,000人。

きっかけは、10月、お店に新庄村の村長さんが気てくださって、いろいろなお話をしてたのですが、一度新庄村に来てくださいということになり、はい! という訳で、本当に行ってきてしまいました。 
いすみ市でも、柿をもいでもいだ柿で和菓子作りの講師をお願いした後藤鈴子さんに声をかけたら、一発で行きたい! ということになり、トントントン拍子で行ってきました。

いやー、日帰りとは思えないほどの充実した旅でした。
あまりに楽しかったので、今度は、実際に女史たちをつれて1泊でいくことを約束しました。

さて、いつ頃行きましょうか。

内容は既に決まっています。(続きは「あなたの故郷作ります!」で)

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次回はこの滝の前でバーベキューをやろう!と決まりました。(笑)

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突然訪ねた工房で、お母さん達が新庄村特産のお餅を袋詰めしていました。
ここに90分もいて、一緒にお茶っこタイムにまで仲間に入れてもらいました。
ここが何より一番楽しかった! 田舎の母さんたち、大~好き。

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バナナよりも甘い、ポポという果物だそうです。7年ぶりに木になったようだと言っていました。

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農薬不使用、無化学肥料のもち米「ひめのもち」で作った玄米豆餅と豆餅、しゃぶ餅を、その場で購入させてもらって背負ってきました。

マルシェで売ります! この玄米豆餅はすごいよ!

地元の道の駅でも販売していない注文制のようでした。見つけた!見つけた! 地域の逸品!

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鍋用のお餅です。東京ではちょっと珍しいかもしれませんね。

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村長さんや偉い人と、今度はいついらっしゃいますかの密談。(笑)
企画書出します。

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2019年12月5日の文春に、新庄村が5頁に渡って紹介されました。
 <文春オンライン>

すっごく綺麗ですよー。是非見てみてください!


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2019年11月20日 (水)

岩手県岩手町に行ってきました。-菊池牧場編-

農薬や化学肥料を使わず、放牧でソーセージに使う牛さんを育てている牧場です。

旦那様は、1978年~1981年まで 西ドイツ(クルンバッハ)、オーストリア(ランクバイル)でソーセージ作りの修行をし、ゲゼルという職人の資格を取得したという、本場仕込みの本格的手作り無添加ソーセージです。

発色剤や保存料や化学調味料などの添加物を使わずに加工・製造しているそうで、そんな無添加ソーセージをたくさん試食させて頂きました! こんな自然豊かな所で暮らしているなんて、別世界のようです。羨ましい。

空気もソーセージもとっても美味しかったです! 菊池さん、ごちそうさまでした!

菊池牧場さん http://kikuboku.com/


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2019年11月19日 (火)

岩手県岩手町に行ってきました。-人編-

人の繋がりというものは、本当に不思議ですね。

なみへいを営業していたときは、あまりにめまぐるしくお客様が私の目の前を通り過ぎていくので、なみへいを卒業してからは、これまでの人脈の掘り起こしをしたいと思っていました。

今回の岩手町ツアーは、今年8月に開催された岩手県大縁会に参加したその日に、アッというまに決まった予定でした。
同じく参加していた下島さんは、そもそも2011年に私がその当時は岩手町の企画課の職員だった佐々木さんを紹介してからずっと、私よりうんと仲良しになっていて、今回は久しぶりにお2人に会えると思って参加したのでした。
そして、遡ってみると、この下島さんとは、2009年11月、「地域の担い手塾」に参加した時 の仲間です。

↓ 向こう側の真ん中に写っている人が、佐々木光司町長さんです。

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ここでこんなプロの方のオペラ座の怪人を聞けるとは!
4曲位歌って頂いたのでしょうか、本当に素晴らしかったです。
岩手町出身の柴田泰孝さん。

ナント、柴田さんの次男さんだそうです。

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右が下島さん。その隣は「憧れのマドンナに、そぉーっと近づくの図」で私に写真を撮られた田島さん。

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2019年11月18日 (月)

岩手県岩手町に行ってきました。-お食事編-

素晴らしかったお料理のこと、お料理に合わせて出てきた9種類のくずまきワインのこと、保険に入っているという器のこと、何から何まで本当に感動しました。
明日改めて書き足します。今日はまずは人編も含めて、先に写真だけアップしますね。

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2019年11月17日 (日)

岩手県岩手町に行ってきました。-桜山荘編-

歴史的な建物である桜山荘(おうざんそう)。柴田和子さんが、おじいさまから引き継いだ個人の建物だそうで、普段はなかなかお邪魔できない特別の計らいでお邪魔させて頂きました。真っ赤なもみじがそれはそれは美しく見事でした。
屏風は、津軽のナナオさんという方が泊まって書かれたということです。
我が故郷津軽から、何のご縁があってここまで来られたのかなーと思いました。

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夕方からここでお食事会が始まります。

 

 

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2019年8月 4日 (日)

全国まちづくりフォーラム 福島県飯館村にて

8月2日から2泊3日で「第17回全国まちづくりフォーラム」に参加してきました。
今年の開催地は福島県飯館村です。飯館村の村長さんを中心に、役場の皆さんが本当に「までい」(「手間暇を惜しまず」「心を込めて」「丁寧に」「慎ましく」 という意味)なおもてなしをしてくださいました。バス4台、100人近くの人たちが一度に訪問するわけですから、準備は本当に大変だったと思います。ありがとうございました。
長谷川ファミリーの美しいソプラノと演奏、管野村長さんの講演、いいたて村食を考える会の皆さんのおいしい郷土料理、相馬野馬追で身に着ける具足の着装や、蔵にしまってある鎧の見学、今は使われなくなってしまった独創的な小学校の案内等々、少しでもたくさんの飯舘村をみてもらおうという気持ちが伝わるスケジュールでした。

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村長さんの講演が翌日の新聞に掲載されました。

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飯舘村も暑かったですねー。

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新しい交流拠点として作られた「いいたて村の道の駅 までい館」で一番特徴的なことは、天井から生花が下がっていて、自動的に肥料や水などが補充されるのだそうです。飯館訪問はこれで3回目ですから、いつ来ても枯れていないで綺麗に咲いているのですごいなーと思います。

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大越さんという個人の方が収集された鎧や兜、刀などを見せてもらいました。
蔵の隣にご自宅があるのですが、今はこんなりっぱなお家に住んでいらっしゃらないそうです。平穏な生活と人生が一変してしまったことを改めて考えてしまいました。

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大交流会で、実際に鎧兜の着装を披露してくれました。

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こちらは村長さんのご自宅にある蔵の中の美術館。 

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他にも「山津見神社」(狼を祭っている)や「長瀞帰還困難区域」への特別視察を許可して頂いて訪問しました。
山津見神社の写真は前回訪問したときの様子をアップしてあります。
http://kawano-mariko.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-b00884.html

全村避難から8年。まだまだだとしても、管野村長さんの苦悩と覚悟と村人への愛情がなければ、こんなスピードでここまで復興は出来なかっただろうし、日本中からの応援と寄付を頂く理由がしっかりわかる研修ツアーでした。
経済や効率や成果だけでない、見えない心のシェアを忘れずに、まっとうに、までいに、人としてちゃんと生きていかないとなーと思ったことでした。

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