2023年12月11日 (月)

【言霊(ことだま)のこと】



言葉には言霊が宿っているから、なるべくマイナスの言葉を使わないようにしようと、今では多くの人が実践していると感じるこの頃です。

でも、うっかりマイナスの言葉を言ってしまったときは、それを打ち消すようなプラスの言葉を付け加えると、脳のメカニズムが後のプラスの言葉を記憶するのだそうです。

私の場合、例えば心の中で
「そんな言い方しなくてもいいじゃない!」と思ったときは、すぐに「でも、その言い方は嫌な気持ちになると分かったから教えてくれてありがとう」と感謝に変えて付け加えます。

また、とっても疲れて「あー疲れた!」と言ってしまったときは、「よく頑張ったね!エライエライ」と自分を褒めるようにしています。

自分や他人を、褒めたり、励ましたり、感謝したり、そんな思考を習慣づけると嫌な気持ちになることはぐっと減るみたい。
みんなで、よいエネルギーを発する人になりましょうね。

私は「笑いの力で」マイナスのエネルギーを吹っ飛ばすセンスがほしいなー。

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2023年11月30日 (木)

【己書(おのれしょ)】

  

日間賀島の 島灯りのとく川 さんに行ったとき、お宿のロビーにも飾ってあってとてもすてきだなー思っていたら、朝ご飯のときに、こんなお葉書が添えてありました。女将さんは師範の腕前なんだそうです。

良くみたことのある文字だけれど、ちゃんと名前があって、己書っていうんだそうです。知らなかったなー。
お住いの地元にも教室があると思いますよということで、すっごく興味をもって探したらありました。

さっそく体験会に参加してきました。先生に印鑑を押してもらっただけで、何やらそれふうにみえてご機嫌。

こういうお葉書を、ネットショップで商品を買ったくださった方とか、ちょっと手作り納豆をお礼で差し上げたいときにつけてあげられるといいなーと思って、しばらく習ってみることにしました。
何十年ぶりでしょうか。お習い事って。

この字って、宇宙とつながる字なんですって。
って、どういうことかなー?
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2023年11月27日 (月)

【リヤカーの想い出】



豊洲のURでマルシェ出店した時、自治会さんが荷物を運んでいたリヤカーをみて思い出した。

私がまだ小学校の頃、津軽の実家は小さな小さな食料品の店をやっていました。
家から山の方に向かうと、10軒ほどするともう家はなく、山につながる道になるのでした。

電話もなく、スーパーなんてとんでもない。たま~に移動トラックが来るような所で細々と納豆やら豆腐を売っていました。
山に行く人たちが、おかずを買っていきます。

毎年、12月も半ばになると、母は、お正月用のお料理の食材を一軒一軒に注文を取りに回ります。車も運転できないので歩きです。
焼き豆腐や凍み豆腐、油揚げや板麩、糸こんにゃくなど懐かしく思い出します。

全部の家を回った後、リヤカーに注文の品を積んで、一軒ずつ配達に回ります。
必ず、私も手伝わされました。寒いし、長時間だし、大変だったのでしょう。
リヤカーをみると思い出します。

リヤカーで個別販売、今なら村でやってみたいな~。
あのばさまたち、どしてらべな~。😊
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2023年11月20日 (月)

【愛知県日間賀島(ひまかじま) 島灯りの宿とく川さん】


ご縁あって、名古屋から一番近い島 日間賀島に行ってきました。
島をゆっくり散歩しました。
突然行ったので、ご縁をつないでくださった方たちには会えないと思っていたのに、お会いできてゆっくりお話もできました。

夕日が沈むところをみることができました。
早朝の散歩で朝日もゆっくり見ました。
本当に素晴らしい時間でした。

朝日を背中に浴びながら、浜で作業をしているおばあさんがいて、何をしているか聞いてみたところ、枝豆を選っているということでした。
東京からよく来てくれたなーと言ってくださり、その姿と会話と時間がなんだかとっても気持ちに触れて、この島はいいなーと思いました。
こういうところに住みたいな~とも思いました。

もちろん、お宿も最高でしたよ。
旦那様が漁師で、奥さんが女将さん、息子さんが料理人さんという家族経営で、1日に4組しか泊まれないとっても温かい小さなお宿でした。
もちろん、新鮮なお魚やお刺身が美味しかったのは言うまでもありません。写真のお料理は朝ごはんなんです!

夏の海水浴の時に、孫や家族を連れてもう一度遊びに来たいと思いました。

あ、そうそう、浜で作業をしていたおばあさんは、ナント、お宿の漁師のお父さんのお母さんだということでした。
なんという偶然。。。
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2023年11月17日 (金)

【今日、誰のために生きる?】



今日は荒天のため、マルシェの開催が危ぶまれるとのことで、思い切ってキャンセルしました。

そんなしかるべきタイミングで私の所にやってきたこの本を、今日はゆっくり読んでみようと思います。

YouTubeもたくさん出ているようですが、13分にまとめた内容がこちらです。いろんなお話が面白いんです。

まだ少ししか読んでいませんが、ペンキ画家さんなので、あまりにきれいないい色を作ってくれた会社さんに感謝を伝えたくて、直接会社に感謝を伝えにいきましたというお話は、いいお話だなーと思いました。

もし、あなたに心の余裕があったら、ちょっとだけYouTubeみてみてくださいね。

日本人が他の国の人と違う理由も一つわかるかも。
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2023年9月26日 (火)

【岩塩は大変】

 

姉からピンク岩塩をもらった。

すごーい、こんな大きな岩塩、初めて見た!
(右の赤はマウス。左はステンレスの岩塩用おろし金。大きいでしょ)

これで一生お塩は買わなくて済むかもと喜んだのも束の間。金づちで叩こうがどうしようが、全然塊でくずれてくれない。
結局、ソルトミルも使えず岩塩用のおろし金を買って、せこせこ削ることにした。

が、簡単には削れてくれないのよーこれが、ホント。大変なのよ。

だもんだから、1か月も経たぬ間に、どんどん隅っこにおいやられ、ついには見えないところに片づけてしまった。

精製塩は論外として、
自然塩である海塩と岩塩には身体に必要なミネラルがたくさん入っているから、お塩は絶対に自然塩の方がよいのはわかるし、個人的には自然塩であれば、塩は大切だから減塩すべきではないと思う。

朝の白湯にもお塩を入れて飲むとよいと聞いてからは、お塩を入れて飲むようになったし。

先日、マルシェで岩塩を販売しているお友達に岩塩のことを教えてもらって一つだけ覚えたことは、

海塩と岩塩の一番の違いは、海塩にはニガリが入っていて、岩塩にはニガリが入っていないことなんだって。

お肉料理に使うお塩は海塩だと固くなってしまうから、ニガリが入っていない岩塩がよくて、漬物には海塩がいいんだってどこかのサイトには書いてあった。

 

でも、塩って奥深いし、お料理に合う合わないだけでなく、体質や家庭環境によっても違うから、自分に合うお塩を探す時はやっぱり、塩専門店に行くのが早いかもね。

 

というお話でした。

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というだけでは、終わらないのです。

岩塩の話をしたその夜、facebookでフォローしている人が 工藤清敏さんが投稿していた記事をシェアしていて、いきなり工藤さんが現れた。

工藤さんと言えば、お塩業界ではみんな知っているような有名な方になられていて、私が知り合ったのはもう15年以上前になるかしら。同郷同市出身なのです。


その後、末期がんをやられていたのですね。大変でしたね。

でも、人生、一見不幸と思えることでも、それは神様に与えてもらった大きなチャンスな訳で、工藤さん、本当に良かったね、神様に護られたねって言う前に、ご本人の方からそうおっしゃっていることでしょう。

去年、私の目が調子悪かったときに、お友達がこの塩目薬、添加物入っていないから沁みるけれど、効なかった。くと思うよとくれた目薬。眼科からもらった目薬に添加物が入っているの? とそんなことに驚いたけれど、それよりも、よくこんな目薬探してくるねと、そっちの方に驚いて検索してみたら、サイトに工藤さんが出てきて、そこで工藤さんがお塩の業界で成功しているのを知った。だから、今回で2回目。

 

段々、私が工藤さんに近づいて行ってる感じ。次はきっと、何かの用事が発生して連絡をすることになるのでしょう。

会えるといいなー。楽しみ、楽しみ。

 

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2023年9月22日 (金)

【出番のなかった蚊取り線香】



ようやく30℃を切って少し涼しさを感じるようになりました。
今年はせっかく、蚊取り線香を買ったのに、2回しか使いませんでした。蚊も35℃を超えると極端に活動が弱まってくるらしいですね。
どうりで、いないはずでした。


昨日いぶりがっこの生産者さんと秋の予定を話していたのですが、種を植えても土の中で焼けてしまって育たないのだそうです。
それだけでなく、ご近所の農家さんは先日の雨で植えた種も流されてしまったところが多く、まったく予定がたちませんとおっしゃっておられました。

頼むよ、お天気さん、育つものはちゃんと育つべき時に育つように、異常気象は辞めてくだされよ。本当に。
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2023年9月19日 (火)

【告白ー牛がだめになった日】



我が身にこんな予期せぬことがおこるのかと、未だに驚いていること。


今年の5月2日、お台場特設会場で年に一度の肉フェスがあった。

全国の5ブランド牛(佐賀牛、仙台牛、神戸牛、いわて南牛、山形牛)による史上最大規模のブランド牛対決だという。
ならば、知り合いの地域を応援に行かなくっちゃと出かけた。

お台場駅から会場まで徒歩5分。

道の両側の木に、ビーガンの団体が作ったであろう、大きなポスターがすべての木に立てかけてあった。
牛の鳴き声が聞こえませんかとか、他にもまぁ、色々苦しい写真とメッセージが。。。。

会場はどこもかしこもものすごい混雑と行列で、目当ての列に並んで食べるまで20分以上かかった。
みんなお肉好きだなーと感心しながら、柔らかくて美味しい牛のステーキを堪能。

これだけ沢山の牛肉見たら、しばらくは焼き肉食べたい症候は我慢できるだろう。

帰途、行きは左にあったポスター、帰りは反対側のそれぞれすべての木にも大きなポスターが。
これじゃ、営業妨害だなーと思いながら電車に乗った。


けれど、
何だか気持ちが悪い。バス酔いならぬ電車酔いか?

が、後日、息子の店のスタッフたちが言うことには、どうやら「やられましたねー」ということらしい。

そうか、会場のギューギューの熱気にもポスターにも反応して、牛のパワーに、ワタクシやられてしまったらしいです。
いまだにだめなのです。


たった1日でお肉が食べられなくなるってことがあると知った日。

ごめんなさい、私たちのために美味しい牛さんを育てている皆さん。

食べれる方は、どうか、命に感謝して頂いてください。



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2023年9月18日 (月)

今度は掃除機の充電器が壊れた

 

ナンテコッタ! 

 

ipadと充電器が壊れた直後に、今度は掃除機の充電器が壊れた。

コードレスハンディタイプの充電型掃除機が充電しなくなってしまった。まだ3年も経っていないのに。

おいおい、今度は掃除機か。。。参ったなー。何でかなー。

いつ捨てられてもいいような古い古い箒でベランダの掃き掃除をしながら思った。

「あんたは偉いね、こんなにボロボロになっても役に立ってくれてね、ありがとね。」と心の中で呟いた。

すると、途端に閃いた。(笑)

「部屋も箒でいいじゃん!」と。

いつか憧れていた白い割烹着に白い頭巾をかぶって、畳の部屋を掃く私。

ニヤニヤしながら「かっこいいじゃん」と思ったけれどすぐに妄想は消えた。

うち、畳の部屋ないし、、、

その清潔で素敵なお母さんの衣装を見せる人もいないし。

まっ、いっかー。小さい部屋だもの、小回りきいていいかもよ。。。

破壊と回帰という訳さね。
ベランダ掃除していなければ、思いつかなかったお座敷箒、2,480也。

 

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【百人の百姓の声】

 

全国の皆様、是非皆様の地域で自主上映してください。
日本では現在、古米にプラスチックを混ぜるとか、こおろぎの粉末を給食に入れるとか、とても信じられない現実が起こっている中で、この映画は、希望に繋がるへこたれない日本の農家の皆さんの声を集めた本当によい作品でした。


特に一番印象的だったのは、山菜名人の福島県南相馬市の細川勇喜さんのお話です。3.11の後山梨県に移住し、持ち出したたった1株のタラの芽が一見トラブルと思えることのおかげで新発見につながったこと。そして、その技術を惜しみなくたくさんの人に提供していながら、新しい技術や発見をしている姿は、あ、この人には神様がついているんだと思わずにはいられませんでした。


私も最近、ちっぽけなことですが、自分が食べている安心できるお米のこととか、きっと誰かの役に立つだろうと思うことを少しずつ発信していこうと思うようになってきました。今までは、それぞれ人は価値観も違うし、自分が正しい訳でもないし・・・と思うことの方が強かったので、なかなか発信にはつながらなかったけれど、もうそういう考えをやめてこれはお勧めしようということは発信していこうと思い始めたばかりだったので、細川さんのお話やエピソードは印象的でした。


この映画にあった「全国でやっているという種の交換会」も知らなかったし、日本人ってすごいなーと思ったことでした。
農業に携わっていない人でも、1人でも多くの人に、この映画をみてほしいです。
みんなで農業のこと、農業を守り続けている人達のことを考えてみませんか。


「百姓の百の声」
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自主上映している地域

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